午前２時３０分、玖珂で高田と合流し、途中でＦ氏をピックアップ。鏡ヶ成へと向かう。思っていたより寒い。

曇り空、少し風のある中を通行止めの林道から入り、林道をショートカットして夏道の西側の稜線へ取りつく。

トレース沿いに疎林を進むが雪が固い。この曇り空だし午後からの雨予報だと雪が緩むのを待つのは難しそう。

稜線は高度を上げるとともに雪面の硬さも増してくる。最後の1100mくらいで板を外してアイゼンを装着。

取り敢えず烏をバックに写真をとって、滑降！と行きたいところだけれども、このガリガリ君では滑落の危険性もあり、斜度が緩むところまでツボ足で1100m辺りまで下る。

滑りだしてすぐに降雪。それも結構な降りかた。緩むのを待つことなく下山したのは正解だった。

時間もあったので初めて江美城ラーメンへ。思いのほか旨い！ご飯や小鉢、コーヒーまで付いて￥800。
店主の「田舎はこんなもんだわ」という言葉は、自虐でなく地域への思い入れが感じられた。
山の麓で暮らす人々との関係性は大事にしておきたいもの。